オレンジ色に染まったキンデルダイクの牧草地。
穏やかな風が吹き抜ける… 運河を挟み、体面に立ち並ぶ大きな風車。
時を刻むようにゆっくりと動き出す。
風車の羽根のシルエットをリンクス柄にして、 通気性・吸湿速乾性・軽さを持ち合わせた和紙混のポリエステル糸でさらりと編み上げた靴下です。
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「meri ja kuu (メリ ヤ クー)」
どこか日本と通じる国、フィンランド。
そのフィンランドの言葉である『meri ja kuu』(メリ ヤ ク―)は『海と月』の意味を持ちます。
日々 月が優しく海(地球)を照らしています・・・
私たちも どこかの誰かへ温かく柔らかなものを届けられるように・・・
季節で想う1つの国から繋がる言葉を見つけ、1足1足に物語を描く。
日本で昔から使われてきた編み機を中心に・・・時間をかけて編む。
靴下を通して、受け渡し・・・また受け取り・・・
糸のように人と人が紡がれて生まれた靴下。