『Malaysia~マレーシアの旅~』
昔の街並みが残るコタキナバル。
色とりどりのパラゾルの下で並ぶ、
南国のフルーツや植物、民芸品。
人々の熱気が立ち込めた日曜日の朝。
毛羽立ちの少ない滑らかなコットン糸をベースに、柄糸にはメランジカラーの綿麻を使用しました。
にぎやかな街並みをモチーフに、靴下の内側と外側で雰囲気を変えて薄手に編み上げています。
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「meri ja kuu (メリ ヤ クー)」
どこか日本と通じる国、フィンランド。
そのフィンランドの言葉である『meri ja kuu』(メリ ヤ ク―)は『海と月』の意味を持ちます。
日々 月が優しく海(地球)を照らしています・・・
私たちも どこかの誰かへ温かく柔らかなものを届けられるように・・・
季節で想う1つの国から繋がる言葉を見つけ、1足1足に物語を描く。
日本で昔から使われてきた編み機を中心に・・・時間をかけて編む。
靴下を通して、受け渡し・・・また受け取り・・・
糸のように人と人が紡がれて生まれた靴下。